2022年4月以降の一部料金改定のお知らせとご説明

当センターは、今年4月から完全開業3年目を迎えます。大変多くの方にご利用頂き心より感謝申しあげます。

そのお陰もあって、令和5年から消費税納税対象事業主となることが顧問税理士より伝えられました。

同じく令和5年度から導入されるインボイス制度は、個人事業主や中小企業にとって大きな経済的打撃を与える制度で、事業そのものの存続にもかかわる大きな問題です。当センターも大幅な減益が見込まれるとのことです。

 

これまで当センターでは、来談者の方に対して、良心的で無理のない料金設定で質と専門性の高いサービスを提供することを最優先として心がけて参りました。これからもその方針は変わりません。

実際、当センターの専門性や成果を鑑みても、都内の民間心理相談室の平均よりもかなり安い料金設定となっていると自負しております。

この制度の導入と当センターの経営状況を客観的に鑑みて、税理士及びスタッフと話し合い、適正な料金設定について協議しました。

結果として、次の点について料金の見直しをすることを判断しました。

 

①代表によるカウンセリング・心理療法

○場面緘黙に関する専門相談と子どもへの個別カウンセリング

親へのガイダンス面接(全3回):50分9000円
子ども本人への個別セッション:50分8000円

○PTSD・C-PTSD・解離性障害に関するカウンセリング・心理療法

一律50分10000円(EMDRを含む。従来の90分のセッションは廃止します。50分の中でEMDRは実施しますのでご安心下さい)

※日本でも数少ない場面緘黙の専門相談は、代表のみが行っています。また、代表指名のトラウマや解離性障害に対するカウンセリング・心理療法への依頼が大変多くなっています。この2つの分野を中心に、ウェイティングが3ヶ月から半年近く生じる状況が続いていることと、その専門性の高さとほとんどの方が改善されているという実績を踏まえた料金変更です。
※これら以外のご相談については変更はありません。
※令和4年4月以降にお申し込みの方からの適用となります。既にウェイティングリストに登録されている方は対象とはなりません。

 

②非常勤スタッフ(大柿カウンセラー、久保カウンセラー)による学習療育支援

○学習療育支援
50分7000円

※これまで、50分6000円で実施してきました。特に、書字障害へのアプローチは定評が高く、その改善に確実に成果をあげてきています。書字障害だけではなく、さまざまな発達的課題への個別の療育の評判も高いため、一年を通して問い合わせが絶えません。しかし、枠が取れない状況がしばらく続いております。このようなスタッフの専門性の高さと成果、実力を考慮した料金変更です。
※令和4年4月からの適用となります。現在ご利用中の方も対象となります。

 

その他につきましては、これまでと変更はありません。

スタッフ一同、これまで以上に腕を磨き、質の向上に勉めて参る所存ですので、何卒ご理解頂けますこと、お願い申し上げます。

2022年3月
代表 丹明彦